リハビリテーション部のご案内

リハビリテーションとは? 目指すものは!

先天性もしくは後天性に生じた、身体的及び精神障害を回復・改善し、障害者の社会活動を支援していくことを目的としています。

 以前は病気の療養というと、安静こそが最高の治療法と考えられていましたが、現在では脳卒中にしても、心筋梗塞にしても1日でも早く日常生活の自立を目指すリハビリテーションを始めた方が、結果がはるかに良いことがわかってきました。
 反面、早期にリハビリテーションを開始すれば、そんな障害も元通りに回復すると考えるのは早計です。リハビリテーションのねらいは、失われた機能の回復だけではありません。残された、あるいは隠された機能や能力を、いかに引き出し、活用するかということも、リハビリテーションの大切な目標なのです。
 マイナスを減らすだけでなく、プラスを増やし、その結果として、QOL(人生の質)を最大限に高めることがリハビリテーションです。その意味で、リハビリテーションは、新しい人生を築くことを目指す「プラスの医学」なのです。
 従って、病院や施設で、理学療法、作業療法、義肢装具療法など、様々な専門家による訓練を受け、身の回りの処理や、歩行、会話、食事、衣服の着脱などができるようになることは、すべての患者さまが家庭や地域社会に戻って、できる限り自立した、生きがいのある人生を築くためのものなのです。
 リハビリテーションがうまくいくためには、家族の人の理解と協力が不可欠です。「自立を目指した介助」の精神と技術を身につけ、患者さまが、家庭や地域社会野中で、新しい人生を築くことを援助してください。

理学療法(PT:Physical Therapy)って何だろう? 

理学療法とは、身体に障害のあるものに対して、主としてその基本的動作能力に回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加える治療法をいう。
 これは、昭和40年に制定された、理学療法士及び作業療法士(法律第137号)第1章、第2条にによる定義です。

 つまりは身体に障害を持つ方を対象として、寝返りをはじめとする起居動作や、歩行などの移動手段を目的として行われる治療法です。

 私達の治療手段には、暖めたり冷やしたり、電気刺激やマッサージといった物理療法、障害者の運動そのものを治療に利用した運動療法、寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行といった実際の生活の中で行われる動作をここの能力の応じて効果的に訓練する日常生活動作訓練があり、これらにより身体に障害を持つ方々の自立を援助します。

理学療法(PT:Physical Therapy)って何だろう? 

対象患者
整形外科 骨折、変形性関節症、切断、腰痛症、脊柱管狭窄症、リウマチ、脊髄損傷、五十肩など
脳神経外科 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、頭部外傷、パーキンソン病など
内科 脳梗塞、糖尿病、安静臥床による廃用症候群など
外科 安静臥床による廃用症候群など
医療設備
訓練用マット、昇降式ベッド、平行棒、電動起立訓練機、オーバーヘッドフレーム、肩関節筋輪転運動器、手関節掌背屈器、足関節矯正起立版、低周波治療機、ホットパック、パラフィン浴、極超短波治療機、頚・腰牽引装置、各種歩行補助器、上下肢気包浴装置、全身浴装置、サディングボード、ペグボードなど

理学療法室スタッフ20名にて、外来、入院患者さまを対象に、物理療法・運動療法等を用いて、障害の進行を予防し、回復を早めるために、早期離床、早期理学療法に取り組み、無理の無い範囲で、積極的に歩行の獲得を目指して治療を進め、QOL(生活の質)を考慮して、できる限り患者さまのニーズにこたえられるように努力しています。