臨床研修のご案内

臨床研修のご案内

当院では、

研修医を募集しております。

当院は徳島大学病院の協力型臨床研修病院です。

吉野川医療センターって?

当吉野川医療センターは、JA(農協)から100%の出資で設立されているベッド数290床の急性期医療を担う病院で、徳島県中西部地区では規模の大きな病院といえます。
診療圏としては当院が所在する吉野川市はもとより近隣の市町村(阿波市、名西郡、美馬市、美馬郡、板野郡、三好市)や香川県からも患者さんの受入を行っております。
上記の市町村にある医療機関からの紹介も多く、紹介率は全外来患者数の60%を占めています。
特に、人工透析や循環器疾患、人工関節置換、脳外科疾患を始めとして、各診療科において日々診療を行ってます。
また、四国遍路札所の藤井寺や美馬市脇町・うだつの町並みといった、歴史的文化等の幅広い施設があり研修のみならず、造形を深めるにはいいのではないかと考えられます。

■ 院長 長町 顕弘より

当院は、人口約10万人に対する中核医療機関として多くの症例の治療を行なっております。医師数は46人ですが、その分各科の垣根は低く、多くの診療科が協力して治療に当たっています。初期臨床研修を行う環境としては最適な環境であると自負しております。
医師としての人生を考えるとき、いかにlife planを設定するかは非常に大切なことです。一般臨床医、研究者、医療技官など選択肢は多くありますが、どの道に進むにせよ、その基礎となる医学的知識、技術の習得、人間関係も含めた医学以外の幅広い知識の集積は不可欠です。当院では初期臨床研修医に必要とされる医学的知識、技術習得のためのカリキュラムのみならず、台湾高雄市にある高雄医科大学との交換留学生制度を締結しており、希望する診療科での約2週間にわる海外研修も可能です。多くの機会を活用し、将来のご自分のため、当院での2年間の研修を役立てていただければ幸いに存じます。

■ 副院長 佐藤 宏彦(プログラム責任者)

徳島県の基幹型研修病院の殆どが県の東海岸に集中しているのに反して、当院は県内陸部に位置し、人口過疎・医師不足地域であります。

しかしそのカバーエリアは非常に広く、県中部から県西部のほぼ全域にわたる二次救急、災害の拠点病院であります。そのため、様々な疾患に対応する能力が要求され、より高度な医療を担うための基礎が養成されると考えています。当院では、1)指導医・上級医の熱い指導、2)気管内挿管・皮膚縫合(週1回)指導、3)スキルスラボでの中心静脈ルート確保、胸腔・腹腔ドレナージ、腰椎・動脈穿刺指導、4)各科・救急疾患についての講義(週1回)、5)ACLS・BLS講習、6)全国・地方学会発表、7)英会話教室、を早くから経験して戴き、3年目から自信を持って活躍できるように心がけています。
さらに当院では各科の連携が密で、垣根がなく、病院全体で一丸となって研修医を育てる、「研修医のいない病院に明日はない」との信念で熱く優しく指導する医師、看護師ばかりですので、是非一度見学にきて体験して、将来共に働ければ幸いです。

病院情報

理念

医師としての基本的な診療能力の習得や各種疾病への適切な対応と同時に
医療・医学の持つ社会的な側面の重要性を認識する。
もって医療人として必要な人格を養成し、
地域医療から高度専門医療に対応しうる人材の育成を基本とする。

研修プログラムの特徴

地域医師会との病診連携を軸とした地域完結型医療の提供を目指し、救急医療から一般疾患、高度先進医療、地域医療まで多彩な研修の場の提供が可能なプログラムとなっています。
詳しくは吉野川医療センター臨床研修プログラムをご覧下さい。

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